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響きで養生

担当 有田亜希子(ありたあきこ) 

「声の教室 七宝堂」主宰。ボイストレーナー。

相愛大学声楽専攻卒業。大学在学中よりルネサンス・バロック音楽を中心に学び、リュート、チェンバロ、リコーダー等とのアンサンブルソリストとして各地で演奏する。ボイストレーナーとしては、フースラーメソードやEstill voice trainingを始めとしたポイストレーニングメソッドを学ぶ他、理学療法士や歯科衛生士と共に、喉と口腔に関わる機能解剖学を学んでいる。、音大生、声楽家、ジャズシンガー、俳優、教師、僧侶、電話の苦手なサラリーマンなど、ジャンルを問わず発声指導を行っている。

有田亜希子オフィシャルサイトへ

 

皆さまにひとこと

誰かに言葉や思いを伝えるために、私たちは声を使います。                                             
でも、大きい声や良い滑舌、芸術性高い歌唱は、伝えるための「道具」の一つです。
「正しい声」「悪い声」はありません。

相手に何を、どのように伝えたいのか。声を届ける相手との距離や、空間の広さはどれくらいなのか。
広い声の世界の中から、その瞬間に必要な声を選べることが自由なのだと思います。
自分で思っているよりも、体の中にはたくさんの声が眠っています。
眠れる声を開拓するために体を整え、その場に適した声を選ぶために、相手と共にある空間を味わいます。
そうして響きあう声から、また新しい自分の体や声が見つかるかもしれません。
 
《私にできること》講演&ワークショップ
・ボイストレーニング概論
・体をゆるめる呼吸法
・言葉が伝わる歌い方
・豊かな表情を身につける
・人の声を聴き、調和させる皮膚感覚
・人前で怖気付かない気の向け方
 

Dr三戸岡のコメント

人の声の持つ力に興味を抱くようになったのは、以前、熊野古道を友人たちと歩き、本宮大社で唱えられている祝詞に出会った瞬間に感じた身体から放たれる声の摩訶不思議な魅力にさかのぼります。
その時自然に溶け込み、自然が発しているような祝詞の音の振動と、それに共鳴し心地よく感じている自分自身を感じました。
おそらくこの心地よさは、身体がより健全な方向にいざなわれている感覚に相違ないと。私はその時人間の身体は自分の発する声により整えられているいる可能性があると感じた、いや確信したのです。

後年合気道の同門である有田さんのことを知り彼女が声を通して身体にアプローチされていることを知りました。早速レッスンを受け自分が発する声が身体に目には見えない刺激を与えていると感じました。生命とは「動的平衡の流れである」(福岡伸一)と言われます。身体にとって良い振動はこの動的平衡状態を健やかな流れに誘い、身体を整えてくれるのです。

有田さんのレッスンは発声のうまい、へたを問いません。人間の日々の生活に必要な声の質を変化させることにより、より生きやすい身体の獲得を目指しています。それゆえにレッスンは受けやすくどなたでも声を出す羞恥心が消えていることに気づくはずです。

 

 

 

 

 

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