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ロータリークラブ副会長就任挨拶

[2021.07.12]

 約一年半が経過するコロナ禍の中でロータリークラブも会員減少を含めその活動は制限されていると言わざるおえません。皆様お一人お一人のお仕事も深刻な影響を受けておられ私を含め左うちわでない方がほとんどではないかと推測します。今期3人の副会長選任という従来にない体制になりその一人に選ばれたことはやはり私が医療人であることに帰すると思います。現在COVID-19と命名されたこのウイルスは変異を繰り返し人間が行うワクチンなどを含めた防疫体制を巧みにくぐりぬけ感染力を増しながらSars,Marsといった以前のよく似たウイルスと比較しても致死率は高くなく、宿主の人間の所作をあざ笑うように生き延びています。このウイルスを季節性インフルエンザと同じだと言う方もおられますがそれは違います。コロナ禍になってから季節性インフルエンザはほぼ影を潜めており、また以前インフルエンザが流行っている時期に現在のようにそれが原因で医療の供給がひっ迫することはありませんでした。季節性インフルエンザにはタミフルという特効薬がありますがCOVID-19に対して私たちは今だそのような特効薬を持っていません。感染力は強く、それほど致死率は高くなく、宿主である人間を簡単に殺すことなく、長い時間軸で私たちを苦しめる本当にたちの悪いそして一筋縄ではいかないウイルスなのです。なぜこのようなウイルスが今この時代に出現してきたのか。COVID-19の発生については自然発生と共に人為的発生説もありますが、私たち人類が行ってきた自然、地球、宇宙に対しての行為そのものが発生の引き金になったことは間違いないと感じているのは私だけではないと思います。そしてワクチンを含めた現在医療が100年前のスペイン風邪の時代とどれほどの違いをもたらしているかを考えるとこのウイルスは人間の慢心をせせら笑っているようにすら思えてならないのです。もっと自分の足元を見よと。人間には病気を回避する免疫系というシステムが備わっており一つの分類の仕方では自然免疫と獲得免疫の二つに分けられます。現在のワクチンはこの内の獲得免疫系に働くものであり言い換えればウイルスが身体に入った後(感染後)作動するシステムの増強です。身体に入る前(感染する前)に作動し感染を食い止めるシステムが自然免疫系です。獲得免疫ばかりに目を奪われがちな昨今ですがこの自然免疫系を高めることを私たちは忘れがちです。自然免疫を増強する最適な方法はその70%を占めると言われる腸内環境を整えることに尽きます。食、運動、心の安定がその方法です。孫子の兵法に「敵を知り己を知れば百戦して危うからず」という言葉があります。私たちは敵を知ることばかりに注心し己を知ることをおろそかにしているのではないでしょうか。このコロナ禍の時期を森本会長が言われているように一人一人が「変毒為薬」、毒を薬に変えるようなマインドシフトを行う、敵を知ると共により己を知ることに目を向ける、それができれば未来は決して暗くないと確信します。COVID-19も将来必ず現在の季節性インフルエンザと同じような状態になることはウイルスの歴史の中で明らかです。それがいつになるかはだれもわかりません。ある日突然波が引くように消えてゆくというのが私が想像するコロナ禍終息のイメージです。その後の未来に生き延びられるように今はその時期を夢見ながら精進するしかないと思うのです。しっかり足元を見据えて。

 

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